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2025年04月05日

【2025年版】注文住宅にかかる費用の内訳とは?フルローンで建てたい人のための資金計画

「注文住宅をフルローンで建てたいけれど、自己資金ゼロでも大丈夫?」「ローン以外に現金で払う費用って何があるの?」——そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
 

実際、住宅ローンだけでマイホームが建つと思っていたら、思わぬところで現金が必要になって慌てた…という声は少なくありません。注文住宅では、建築費以外にも諸費用が多く発生しますし、住宅ローンの実行タイミングによっては、先にまとまった現金が必要になるケースもあるのです。
 

この記事では、2025年の最新事情を踏まえて、注文住宅にかかる費用の内訳をわかりやすく整理し、フルローンを検討している方にも役立つ資金計画の考え方をご紹介します。「現金はいくら必要?」「何に使うの?」という疑問にしっかりお答えしていきますので、家づくりを本格的に始める前に、ぜひご一読ください。
 

注文住宅にかかる主な費用の分類

注文住宅を建てる際に必要な費用は、大きく分けて以下の3つに分類できます。
 

  • 1. 建築費(建物本体工事費)
    ハウスメーカーや工務店が提示する「建物価格」にあたる部分です。基礎工事・構造・外装・内装などの標準仕様が含まれますが、オプションやグレードアップによって増減することもあります。
  • 2. 付帯工事・追加工事費
    外構工事(駐車場・アプローチ・庭など)、地盤改良費、上下水道の引き込み工事費など、建物以外にかかる工事費です。事前調査や土地条件によって大きく変わる場合があります。
  • 3. 諸費用(現金での支払いが中心)
    登記費用・住宅ローンの手数料・火災保険料・印紙税・つなぎ融資の金利・仮住まい費用・引っ越し代など。ローンでは賄えない費用も多く含まれるため注意が必要です。

このほかにも、設計申込金や土地の仲介手数料、不動産取得税などがかかる場合もあります。「建物価格=総額」ではないということを、資金計画の初期段階でしっかり意識しておくことが重要です。
 

注文住宅にかかる“現金で支払うことが多い”費用とは?

「注文住宅はフルローンで建てられる」と聞くと、すべての費用がローンでまかなえると勘違いしてしまう方も少なくありません。しかし実際には、住宅ローンの対象外となる費用や、ローン実行前に必要となる費用があるため、ある程度の現金を用意しておく必要があります。
 

特に注意したいのが、以下のような項目です。

  • 設計申込金・契約金:建築プランの本契約前に発生する費用。数万円〜数十万円が相場。
  • 土地の手付金・仲介手数料:土地購入時に必要で、ローン実行前に支払うことが多い。
  • 地盤調査費・確認申請費用:着工前に必要な調査や申請のための費用。
  • 登記費用・司法書士報酬:建物完成後の所有権登記や表示登記に関わる費用。
  • 住宅ローンの手数料・保証料・印紙税:金融機関との契約時に発生する初期費用。
  • 火災保険料:引渡し時に一括で支払うことが多く、長期契約では数十万円になることも。
  • 仮住まい費用・引っ越し費用:建替えや土地購入後の着工待ち期間がある場合に発生。

これらは住宅ローンに含まれない場合も多く、現金での支払いが基本となります。特に、ローン実行の前段階で支払う費用は、自己資金がないと工事を進められないケースもあるため、事前にしっかりと把握しておくことが大切です。
 

「フルローン=現金ゼロでOK」と思っていた方ほど、ここでつまずくことが多いので、資金計画の早い段階からプロに相談するのが安心です。

注文住宅の「総額」はいくら?予算を立てる際の注意点

注文住宅の費用を考える際に陥りがちなのが、「建物本体価格だけを見て予算を組んでしまう」ことです。しかし、実際には土地代・付帯工事・諸費用などが加わり、トータルの総額は想像以上になるケースがほとんどです。
 

たとえば、建物本体価格が2,000万円だったとしても、外構や地盤改良、住宅ローン手数料などを加えると、総額は2,500〜2,800万円以上になることも珍しくありません。さらに土地を購入する場合は、その代金も含めて考える必要があります。
 

一般的に、建物以外の費用(付帯工事・諸費用)は、全体の5〜10%程度といわれています。ただし、土地の条件や希望するグレードによってはそれ以上かかることもあるため、予算には常に“余裕”を持たせることが大切です。
 

また、家具・家電・カーテンなどの購入費用も忘れずに考慮しましょう。これらはローンに含めない方も多く、現金での出費となるケースが一般的です。
 

注文住宅は自由度が高い分、追加費用が発生しやすいという特性もあります。資金計画は「いくら借りられるか」ではなく、「いくらで建てられるか」「どれくらいまでなら安心して返せるか」を基準に考えるのがポイントです。
 

フルローンを検討する方への注意点とアドバイス

「自己資金はなるべく使いたくない」「今の家賃並みの支払いでマイホームが持てるなら」——そんな理由からフルローンを検討する方も増えています。住宅ローンの制度や金融機関の対応も柔軟になり、頭金ゼロでも住宅が建てられるケースは確かにあります。
 

しかし、フルローンにはいくつかの注意点があります。

  • 借入金額が増える=月々の返済負担が重くなる
    総返済額が増えるため、将来的な生活費や教育費とのバランスに注意が必要です。
  • 諸費用を含められないケースも
    金融機関によっては「建物価格のみがローン対象」という条件があるため、現金支払いが必要になる場面も。
  • 審査が厳しくなることもある
    フルローンの場合、借入比率が高くなり、審査基準を満たすのが難しくなることがあります。

また、住宅購入後には固定資産税や住宅設備のメンテナンス費用など、継続的に必要な出費も発生します。将来的な家計の余裕を確保するためにも、月々の返済額だけでなく、家全体のライフプランを踏まえて無理のない借入計画を立てることが重要です。
 

さらに、2025年度も継続されている住宅ローン減税制度や、こどもエコすまい支援事業などの補助金を上手に活用することで、実質的な負担を軽減できる場合もあります。プロのアドバイスを受けながら、賢く家づくりを進めましょう。
 

ブリリアントホームがご提案する「安心の資金計画」

注文住宅は「自由設計」だからこそ、どこにいくらかかるのかが見えにくく、「予想以上に費用がかさんだ」という声も少なくありません。そんな不安を解消するために、ブリリアントホームでは建物本体価格だけでなく、土地取得費・付帯工事・諸費用などを含めたトータルの資金計画をご提案しています。
 

また、初期費用や諸費用を含めた住宅ローンの組み方のご相談や、各種補助金制度の活用についても、経験豊富なスタッフが丁寧にサポート。建築計画がまだ固まっていない段階でも、資金面から逆算した無理のないプランをご提示します。
 

ご要望があれば、FP(ファイナンシャルプランナー)による個別相談も可能です。「これから家を建てたいけれど、まずはお金のことが心配…」という方も、安心してご相談いただけます。
 

「思ったより現金の用意が必要だった…」という後悔をなくすために、早い段階での資金相談が何より重要です。ブリリアントホームでは、お客様のライフスタイルとご予算にぴったり合った家づくりをご提案いたします。
 

まとめ:予算の不安を解消して、安心の家づくりを

注文住宅を建てる際、建物本体価格以外にも多くの費用がかかるという現実を、初めて家づくりを検討する方ほど見落としがちです。特に「フルローンで家を建てたい」と考えている方にとっては、現金で支払う必要のある諸費用の存在を早めに把握しておくことが、安心の第一歩になります。

家づくりは、単なる“物件の購入”ではなく、暮らし全体の設計です。ローン返済、光熱費、生活費、教育資金…すべてを見据えたうえで、無理のない資金計画を立てることが成功のカギとなります。

ブリリアントホームでは、建物の設計だけでなく、資金計画から土地探し、補助金活用まで、家づくりのすべてをサポートしています。少しでも不安なことがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

注文住宅のご予算・資金計画や諸費用のことなら、ブリリアントホームにお任せください。
一緒に、安心してスタートできる理想の住まいづくりを始めましょう。

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