コラム
2025年06月14日
「資金計画、誰に相談したらいい?」初めての家づくりで後悔しないために知っておきたいこと

注文住宅で家を建てたい──そんな思いが芽生えたとき、ワクワクと同時に多くのご夫婦が感じるのが「お金」の不安です。
「住宅ローンっていくら借りられるの?」「自己資金はどのくらい必要?」「家以外に何にお金がかかるの?」。
ネットで調べてみても情報が多すぎて、結局よくわからない……そんな声もよく聞きます。
実際、家づくりに必要な費用は「建物本体」だけではありません。土地代、設計料、申請費用、外構、家具家電、引っ越し費用など、見落としがちな項目も多く、資金計画を甘く見てしまうと、思わぬところで後悔してしまうことも。
とはいえ、人生で何度もあるわけではない「家づくり」。
自分たちだけで資金計画を完璧に立てるのは難しく、「誰に相談すればいいのか分からない……」と迷うのも当然です。
この記事では、これからはじめて注文住宅を検討する20代・30代のご夫婦に向けて、「資金計画は誰に相談すべきか?」という視点から、安心して家づくりをスタートするためのポイントをわかりやすく解説していきます。
「住宅ローンをいくら借りられるか?」と「安心して返せるか?」は別問題
家づくりの資金を考えるとき、多くの方がまず気にするのが「自分たちは住宅ローンをいくら借りられるのか?」という点です。
確かに、銀行などの金融機関は年収や勤務先、勤続年数などを元に「借りられる金額」を算出してくれます。
しかし、ここで注意しておきたいのは、「借りられる金額=安心して返せる金額」ではないということです。
例えば年収500万円のご夫婦が、4,000万円のローンを組めるとします。
ですが、月々の返済額が10万円を超え、加えて子育てや教育費、車の維持費、万一の医療費などが重なると、
将来的に家計が苦しくなってしまう可能性もあるのです。
住宅ローンの審査では、金融機関はあくまで「貸しても問題ないかどうか」という目線で判断しています。
一方、返済していく私たち自身は「将来も無理なく返し続けられるか」「ライフスタイルに影響しないか」という生活者の視点を持たなくてはなりません。
だからこそ、「いくら借りられるか」ではなく「いくらなら安心して返せるか」を基準に資金計画を立てることがとても大切です。
将来の収入の見通し、教育費や老後の資金なども含め、しっかりとシミュレーションを行いましょう。
資金計画を相談する相手、こんな違いがあります
家づくりの資金計画を考えるとき、「誰に相談するか?」によって、その後の安心感や家づくり全体の流れが大きく変わってきます。
住宅展示場や不動産会社、銀行窓口など、さまざまな相談先がありますが、それぞれに特徴と限界があります。
銀行・金融機関の担当者
銀行はローンの「借り入れ」に関してはプロフェッショナルですが、お金の「使い方」や「人生設計」までを含めたアドバイスは基本的に行いません。
あくまで「借りられるかどうか」が中心の話となり、「借りたあとにどう暮らすか」という部分には踏み込みません。
不動産会社や建売住宅の営業
土地を販売することが目的のため、「この予算ならこの土地が買えます」といった話はできますが、建築費や付帯工事費、
税金や引っ越し費用などの全体を含めた資金計画には対応していないことが多いです。
住宅会社・ハウスメーカー
建物の価格はもちろん、地盤改良や外構工事など、家づくり全体にかかる費用を網羅したうえで、
お客様の将来設計に合わせた資金計画の提案が可能です。特に「注文住宅」を検討している場合は、
間取り・仕様によって費用が変動するため、それらをすべて理解した上でのシミュレーションが必要になります。
もちろん、住宅会社によって「親身に相談に乗ってくれるかどうか」には差がありますが、家づくりに関わる全体像を把握しているという点では、
最も現実的かつ実務的なアドバイザーになり得る存在です。
相談相手を選ぶときにチェックしたい3つのポイント
家づくりの資金計画を誰に相談するかは、とても重要な判断です。相談相手を選ぶときには、次の3つの視点でチェックしてみましょう。
1. 「家づくり全体」を理解しているか?
住宅ローンや土地価格だけでなく、建築費、諸費用、引っ越しや家具購入、将来のライフプランまで含めた「トータルな視点」を持っているかが重要です。
部分的な知識ではなく、実際の建築や暮らしに関わるコストすべてを見通したアドバイスができるか確認しましょう。
2. 「売る」ことより「相談に乗る」ことを優先しているか?
相談相手が自社の利益優先ではなく、あなたの将来や生活に寄り添ってくれるかを見極めることも大切です。
強引な契約を迫るような相手ではなく、「まずは不安をなくしましょう」と話を進めてくれるパートナーが理想的です。
3. 「ライフプラン」と「無理のない返済計画」の提案があるか?
収入や将来の家族構成、教育資金や老後の備えなど、人生全体を見渡した上で無理のない返済計画を提示してくれるかどうかも重要なポイントです。
「借りられる額」ではなく「返していける額」に基づくシミュレーションを行ってくれるか確認しましょう。
ブリリアントホームなら“住宅のプロ”と“生活の伴走者”を両立
ブリリアントホームは、単なる住宅の販売会社ではありません。お客様一人ひとりのライフスタイルや将来設計に寄り添いながら、家づくりの最初から最後まで、そして住み始めたその後も、ずっと伴走する“住まいのパートナー”でありたいと考えています。
注文住宅を建てる際には、住宅ローンだけでなく、土地購入・建築費・諸費用・各種手続きなど、さまざまな知識が必要です。ブリリアントホームでは、これらをすべてワンストップでご相談いただける体制を整えています。
金融機関の選定やローンの組み方はもちろん、ご家族の将来に必要な資金の見通しまで一緒に考える「生活設計」としての資金計画をご提案いたします。
特に、「何から始めればいいかわからない」「ネットの情報が多すぎて不安」といったご相談をよくいただきます。そんなときも、お客様の言葉に耳を傾け、本当に必要なアドバイスを届けることができるのが、ブリリアントホームの強みです。
住宅のプロとしての知識と経験、そして生活者としての視点を持ち合わせたスタッフが、安心・納得できる家づくりをサポートします。

まとめ
はじめての家づくりにおいて「資金計画」は、建物の間取りやデザインと同じくらい、あるいはそれ以上に重要なポイントです。住宅ローンの借入額だけで判断するのではなく、将来的なライフプランや家族構成、教育・老後の支出まで見据えて、無理のない返済計画を立てることが欠かせません。
また、資金計画の相談相手によって得られるアドバイスは異なります。住宅ローンの審査に通るための視点だけでなく、「安心して返せるかどうか」という暮らしの視点も大切です。
ブリリアントホームでは、お客様の夢を叶えるだけでなく、その夢を安心して続けていけるよう、専門知識と生活者目線の両方から丁寧にサポートしています。
資金計画についての疑問や不安がある方は、ぜひ一度ブリリアントホームにご相談ください。
「住宅のプロ」として、そして「これからの暮らしに寄り添うパートナー」として、最適なアドバイスをお届けします。