コラム
2026年02月28日
海沿いに家を建てるなら?後悔しない住まいづくりの進め方
海のそばで暮らす──。
朝、潮の香りを感じながらコーヒーを飲む時間。
風の通り道を意識した窓から、やわらかな光が差し込むリビング。
休日はデッキでゆっくり過ごし、夕暮れには空と海の色の変化を楽しむ。
そんな暮らしに憧れて、「いつかは海の近くに家を建てたい」と考えている方は少なくありません。
すでに土地を取得された方もいれば、候補地がいくつかあり検討中という方もいらっしゃるでしょう。
あるいは、「場所はだいたい決めているけれど、どんな家を建てるべきか迷っている」という段階かもしれません。
海沿いの家づくりは、街中の住宅とは少し違います。
デザインの魅力はもちろん大切ですが、それだけでは足りません。
風・湿気・塩害・日射──海特有の環境条件を理解したうえで、住まいを計画する必要があります。
そしてもう一つ大切なのが、「どこに依頼するか」という視点です。
ハウスメーカー、設計事務所、地元ビルダー。それぞれに強みがありますが、海沿い住宅では“会社の種類”よりも“提案力と再現力”が問われます。
本記事では、海近くに家を建てたいと考え始めた方へ向けて、後悔しない住まいづくりの進め方を整理していきます。
まず考えるべきこと、テイスト選びの重要性、そして依頼先選びの基準まで、順を追って解説します。
海とともに暮らす人生を、単なる“憧れ”で終わらせないために。
その第一歩を、ここから一緒に考えていきましょう。
海沿い住宅は“立地条件”がすべてを変える
海の近くに家を建てるということは、単に「景色が良い場所に住む」という意味ではありません。
その土地の環境そのものが、住まいの設計を大きく左右するということでもあります。
たとえば、海へと抜ける視線をどうリビングに取り込むか。
2階リビングにするのか、それとも吹き抜けで空を切り取るのか。
隣地との距離や道路の高さによっても、最適なプランはまったく変わってきます。
海沿いでは、「間取りは土地が決める」と言っても過言ではありません。
敷地の向き、風の抜け方、周辺建物との関係──それらを読み解きながら設計することで、同じ広さの家でも、体感的な広がりは大きく変わります。
また、海近くの暮らしでは、屋外空間の使い方も重要です。
デッキやバルコニーをどこに配置するか。
外からの視線をどう遮りながら、開放感をどう確保するか。
“外とつながる設計”が、暮らしの質を大きく左右します。
そして忘れてはならないのが、環境への配慮です。
海沿いは日射や風の影響を受けやすく、立地によっては湿気や塩分の影響も考慮する必要があります。
ただし、これらは決して「海沿いだから建てにくい」という意味ではありません。
適切な素材選びと設計によって、快適性と耐久性は両立できます。
大切なのは、海というロケーションを“雰囲気”だけで捉えないこと。
その土地の特性を読み解き、活かしきる設計力こそが、海沿い住宅の完成度を決めます。
だからこそ、住まいづくりは「どんな会社に頼むか」が重要になります。
次章では、まずその前に──あなたはどんな海との暮らしをしたいのかを整理していきましょう。
まずは「どんな海との暮らしをしたいか」を決める
海の近くに家を建てたい──。
そう思ったとき、多くの方が最初に思い浮かべるのは「白い外壁」「ウッドデッキ」「大きな窓」といったイメージではないでしょうか。
もちろん、それも素敵です。
けれど本当に大切なのは、“どんな海との距離感で暮らしたいか”を考えることです。
たとえば、
- 毎朝ボードを抱えて海へ向かう、アクティブなライフスタイル
- 週末だけ静かに景色を楽しむ、落ち着いた大人の時間
- 家族や仲間が自然と集まる、開放的なリビング中心の暮らし
- 海は近いけれど、室内はモダンで洗練された空間にしたい
同じ“海沿い”でも、理想の暮らしはまったく異なります。
ここで初めて、テイストの選択が意味を持ちます。
海沿い住宅 × テイストの考え方
たとえば、ラフで自然体な暮らしを求めるならカリフォルニアスタイルやナチュラルテイスト。
海辺でも落ち着いた上質感を求めるならモダンコンテンポラリーや北欧テイスト。
リゾートのような非日常を楽しみたいならスパニッシュや地中海スタイル。
重要なのは、「海に似合う家」を選ぶことではなく、“自分たちの暮らしに合うテイスト”を海という立地にどう落とし込むかという視点です。
ここが曖昧なまま依頼先を選んでしまうと、
・外観は好みだけれど室内がしっくりこない
・開放的だけれど落ち着かない
・雰囲気は良いが暮らしにくい
といったミスマッチが起こりやすくなります。
逆に言えば、テイストと暮らしの方向性が明確になれば、依頼先選びも自然と絞られていきます。
海沿い住宅の成功は、
「どこに建てるか」ではなく、
「どんな暮らしを実現したいか」から始まるのです。
ハウスメーカー?設計事務所?ビルダー?どう選ぶ?
海沿いに家を建てると決めたとき、多くの方が次に悩むのが「どこに依頼するか」という問題です。
ハウスメーカー、設計事務所、地元ビルダー。
それぞれに特徴があり、正解はひとつではありません。
ハウスメーカーの特徴
安定した施工体制や保証制度、品質管理の仕組みが整っている点が大きな強みです。
規格化された仕様の中で選択するスタイルが多く、性能面では安心感があります。
一方で、海沿いという特殊な立地に対して、どこまで柔軟に設計変更や素材対応ができるかは、会社によって差が出る部分でもあります。
設計事務所の特徴
自由度の高いデザインと、敷地を読み解く設計力が魅力です。
海への視線の抜け方や光の入り方など、細やかな空間設計を得意とします。
ただし、施工は別会社になるケースも多く、設計と施工の連携体制が重要になります。
また、素材選定やコストコントロールのバランスも確認が必要です。
地元ビルダーの特徴
地域特性を理解していることや、柔軟な対応力が魅力です。
土地条件に応じた実務的な提案や、コスト感の相談がしやすい点もメリットでしょう。
ただし、デザインの再現力やテイスト提案の幅については、会社ごとに大きな違いがあります。
海沿い住宅で本当に見るべきポイント
では、どの会社を選ぶべきなのでしょうか。
実は、海沿い住宅において重要なのは「会社の種類」ではありません。
あなたが思い描いたテイストや暮らしを、どこまで具体的に再現できるかが最も重要です。
- 海沿いでの施工実績があるか
- 素材や外壁の提案に幅があるか
- メンテナンスまで見据えた設計ができるか
- デザインと性能を両立できるか
- CGや施工事例で完成イメージを具体化できるか
海近くの家は、「雰囲気」だけで完成するものではありません。
環境条件とテイストを融合させる設計力が求められます。
つまり、依頼先選びとは“会社の肩書き”を選ぶことではなく、“再現力のあるパートナー”を選ぶことなのです。
海沿い住宅で後悔する人の共通点
海の近くに家を建てることは、多くの方にとって憧れです。
ただし、その憧れだけで計画を進めてしまうと、後から「思っていたのと違った」と感じてしまうケースもあります。
実際に、海沿い住宅で後悔しやすいポイントには、いくつかの共通点があります。
①「雰囲気」だけで素材を選んでしまう
白い塗り壁、アイアンの手すり、無垢のウッドデッキ。
どれも海沿いに映える素敵な素材です。
しかし、海風や湿気の影響を考慮せずに選ぶと、想定よりも早くメンテナンスが必要になることがあります。
大切なのは、見た目と耐久性のバランスを取ることです。
②開放感を優先しすぎる
大開口サッシや吹き抜けは、海とのつながりを感じられる魅力的な設計です。
一方で、風の強さや日射の影響を十分に検討しないと、夏の暑さや冬の冷え込みに悩まされることもあります。
開放感と快適性は、設計次第で両立できます。
“抜け感”と“断熱性”を同時に考える視点が必要です。
③メンテナンスを想定していない
海沿い住宅では、金属部材や設備機器への配慮が重要になります。
塩分や湿気の影響を受けやすい環境では、将来的なメンテナンスコストまで視野に入れた設計が求められます。
とはいえ、これは「海沿いだから大変」という話ではありません。
最初から環境を前提に計画すれば、十分に快適で長持ちする家は実現可能です。
④テイストと暮らしが噛み合っていない
外観は理想通りでも、実際に住んでみると「落ち着かない」「動線が悪い」と感じるケースもあります。
これは、テイスト選びと生活動線が一致していないことが原因です。
海沿い住宅で後悔しないためには、
“海に似合う家”ではなく、“自分たちに似合う暮らし”を軸に設計することが大切なのです。
海沿いで“長く楽しめる家”にするための進め方
海の近くに家を建てるという選択は、人生の中でも特別な決断です。
だからこそ、一時の憧れで終わらせず、長く心地よく暮らせる住まいにするための進め方を押さえておきたいところです。
STEP1|テイストと暮らしの方向性を明確にする
まず最初に整理したいのは、「どんな海との暮らしをしたいのか」という軸です。
西海岸風のラフなスタイルか、北欧のような落ち着いた空間か、あるいはモダンで洗練された住まいか。
外観の好みだけでなく、日々の過ごし方や家族との時間の使い方まで具体的にイメージすることで、ブレない家づくりが始まります。
STEP2|総予算とメンテナンスまで含めた資金計画
海沿い住宅では、初期費用だけでなく将来的なメンテナンスも視野に入れた計画が重要です。
建築費・外構費・設備費・予備費まで含めた総予算を整理し、無理のない資金計画を立てましょう。
住宅ローンの返済額だけを見るのではなく、将来のライフイベントや家計バランスを踏まえた計画が、安心して暮らし続ける土台になります。
STEP3|「再現力」のあるパートナーを選ぶ
テイストが明確になり、予算の方向性が見えたら、次は依頼先選びです。
重要なのは、あなたの理想を具体的な設計図に落とし込めるかどうか。
施工事例の雰囲気だけでなく、素材選びや性能面の提案力、CGや模型での説明力まで確認するとよいでしょう。
STEP4|完成イメージを“見える化”する
海沿い住宅は、敷地条件によって完成形が大きく変わります。
パースやCG、模型などで具体的なイメージを共有しながら進めることで、「思っていたのと違う」を防ぐことができます。
設計段階でしっかりと時間をかけることが、完成後の満足度を大きく左右します。
海と暮らす家は、完成した瞬間がゴールではありません。
10年後、20年後も誇れる住まいであること。
それが、本当の意味で“長く楽しめる家”と言えるのではないでしょうか。
ブリリアントホームができること
海沿いの家づくりは、デザイン・性能・資金計画のバランスが何よりも重要です。
そのどれか一つだけでは、本当に満足できる住まいにはなりません。
ブリリアントホームでは、北米ツーバイフォー・ツーバイシックス工法をベースに、高断熱・高気密な住まいづくりを行っています。
海沿いという環境条件を踏まえながらも、開放感のある大開口やデッキ空間を両立できる設計提案が可能です。
また、私たちは単に「サーファーズハウス」だけを提案する会社ではありません。
カリフォルニアスタイル、北欧テイスト、スパニッシュ、モダンコンテンポラリーなど、輸入住宅をベースにした多彩なデザイン提案が可能です。
大切にしているのは、“海に似合う家”ではなく、“あなたに似合う暮らし”を海という立地に落とし込むこと。
敷地条件を読み解き、風の通り道や光の入り方まで考慮した設計で、心地よい空間を形にしていきます。
さらに、設計だけでなく資金計画のご相談にも対応しています。
建築費のバランス調整、仕様の優先順位付け、住宅ローンの方向性まで含めて、一緒に整理していきます。
海沿い住宅は、“会社の種類”ではなく“提案力と再現力”で選ぶ時代です。
ブリリアントホームは、デザインと性能、そして長く安心して暮らせる計画性を兼ね備えたパートナーとして、海と暮らす住まいづくりをお手伝いします。
まとめ|海と暮らす人生を、後悔のないかたちに
海沿いに家を建てるという選択は、単なる住まいづくりではありません。
それは、どんな景色の中で生きていくか、どんな時間を家族と重ねていくかを決めることでもあります。
だからこそ大切なのは、「雰囲気」だけで決めないこと。
テイストを明確にし、立地条件を読み解き、長く快適に暮らせる設計と資金計画を整えることが、海沿い住宅成功の鍵になります。
ハウスメーカーか、設計事務所か、ビルダーか。
その“種類”に正解はありません。
けれど、あなたの理想を具体的な住まいに落とし込める再現力があるかどうかは、何よりも重要な判断基準です。
海とともに暮らす家は、完成した瞬間がゴールではありません。
10年後、20年後も「この家にしてよかった」と思えること。
それが、本当の意味での成功だと私たちは考えています。
もし今、海近くでの住まいづくりを検討されているなら、ぜひ一度、理想の暮らしについてお聞かせください。
土地がまだ検討段階でも構いません。
海と暮らす人生を、後悔のないかたちに。
その第一歩を、ブリリアントホームとともに踏み出してみませんか。