コラム
2026年05月09日
コースタルハウスとは?南カリフォルニアスタイルを住宅に取り入れる方法
「海の近くで暮らしたい」──そんな憧れを持つ方は少なくありません。
朝、やわらかな光の差し込むリビングでゆっくりとコーヒーを飲む時間。
窓を開ければ心地よい風が通り抜け、休日にはテラスで家族や友人と穏やかな時間を過ごす。
海辺の暮らしには、日常を少し特別なものに変えてくれる魅力があります。
こうした住まいをイメージしたとき、「サーファーズハウス」や「西海岸風住宅」といった言葉を思い浮かべる方も多いかもしれません。
ラフで開放的な雰囲気は確かに魅力的ですが、一方で「もう少し落ち着いた雰囲気がいい」「大人っぽく上品な海辺の住まいに惹かれる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方にぜひ知っていただきたいのが、「コースタルハウス(Coastal House)」という住まいのスタイルです。
コースタルハウスとは、アメリカ西海岸、とくに南カリフォルニアの海辺の住宅をルーツに持つデザインスタイル。
海を感じる開放感はそのままに、より洗練され、上質で、どこかリゾートホテルのような落ち着きを感じさせる住まいです。
白やベージュを基調とした明るい外観。
自然素材を活かしたインテリア。
内と外がゆるやかにつながる開放的な空間設計。
サーファーズハウスのような“趣味性”とは少し違う、大人の余裕を感じる海辺の暮らし。
それがコースタルハウスの魅力です。
本記事では、コースタルハウスとはどのような住まいなのか、サーファーズハウスとの違い、日本の注文住宅で取り入れるポイントまで、わかりやすくご紹介していきます。
「海の近くに住みたい」「海を感じる住まいに憧れる」──そんな方は、ぜひ最後までご覧ください。
コースタルハウスとは?
コースタルハウス(Coastal House)とは、その名の通り「海岸沿いの暮らし」をイメージした住宅スタイルのことです。
アメリカでは特に南カリフォルニアやフロリダ、東海岸の海辺エリアなどで親しまれており、海を身近に感じながら、開放的で上質な暮らしを楽しむための住まいとして発展してきました。
「西海岸風住宅」と聞くと、サーフボードやラフな木のデッキ、アメリカンカジュアルな雰囲気を思い浮かべる方も多いかもしれません。
もちろんそれも魅力のひとつですが、コースタルハウスはもう少し洗練された、大人っぽい世界観を持っています。
例えば、白やアイボリー、ベージュ、淡いブルー、グレージュといった、海や砂浜、空を感じさせるやさしい色使い。
自然光をたっぷり取り込む大きな窓。
木や石、リネンなど自然素材を取り入れた、リラックス感のあるインテリア。
派手な装飾で目を引くというよりも、空気感そのものが心地よい住まい──それがコースタルハウスの魅力です。
また、コースタルハウスでは「内と外のつながり」も大切な考え方です。
リビングからデッキへと自然につながる間取りや、屋外でもくつろげるテラス空間など、家の中だけで完結しない暮らしが前提になっています。
これは、単なるデザインの話ではありません。
“どう暮らしたいか”をかたちにした住宅スタイルだと言えるでしょう。
日本の注文住宅でも、このコースタルハウスの考え方を取り入れることは十分可能です。
海の近くでなくても、光の取り込み方や素材選び、空間のつながりを工夫することで、その心地よさを住まいに取り込むことができます。
だからこそコースタルハウスは、「海辺に住みたい人のための家」ではなく、海辺のような心地よさを日常に取り入れたい方のための住まいとして、今あらためて注目されているのです。
サーファーズハウスとの違い
海を感じる住まいとして人気のあるスタイルといえば、やはりサーファーズハウスを思い浮かべる方も多いでしょう。
実際、サーファーズハウスには独自の魅力があります。
カリフォルニアのサーフカルチャーを背景に生まれたそのスタイルは、ラフで自由、自然体で、どこか肩の力が抜けた心地よさがあります。
大きなウッドデッキ、カバードポーチ、白いラップサイディング、サーフボードの似合う開放的な空間──その世界観に憧れる方が多いのも自然なことです。
ブリリアントホームでも、こうしたサーファーズハウスの魅力についてはこれまでのコラムでもたびたびご紹介してきました。
海とともに暮らむライフスタイルを象徴する、魅力的な住宅スタイルのひとつです。
では、コースタルハウスとの違いはどこにあるのでしょうか。
サーファーズハウスは「カルチャー」、コースタルハウスは「空気感」
わかりやすく言えば、サーファーズハウスはサーフカルチャーを背景にしたライフスタイル住宅です。
趣味や遊び、アウトドアとの距離が近く、アクティブで開放的な空気を楽しむ住まいと言えるでしょう。
一方で、コースタルハウスは、特定のカルチャーに寄せるというより、海辺の穏やかな空気感そのものを住まいに取り入れるスタイルです。
サーフボードが似合う家か。
それとも、リゾートホテルのように静かにくつろげる家か。
その違いと言うと、イメージしやすいかもしれません。
ラフさか、上質さか
サーファーズハウスの魅力は、あえて少しラフで気取らないこと。
木の素材感やアメリカンなカジュアルさを楽しむ、肩ひじ張らないスタイルです。
コースタルハウスは、その海辺の開放感を残しながら、もう少し上品で洗練された印象になります。
色使いも落ち着いていて、インテリアもナチュラルでホテルライク。
「海を感じるけれど、少し大人っぽい」のが特徴です。
どちらが正解ではなく、どちらが“自分らしいか”
ここで大切なのは、「サーファーズハウスよりコースタルハウスが優れている」という話ではないことです。
どちらも海を感じる住まいとして魅力的であり、目指す暮らし方が違うだけです。
休日にアクティブに外へ出て楽しむライフスタイルならサーファーズハウス。
海辺のリラックス感を、日常の上質な空間として取り入れたいならコースタルハウス。
大切なのは、“どちらが人気か”ではなく、“どちらの暮らしに自分たちが心地よさを感じるか”です。
コースタルハウスに似合うライフスタイル
住まいのテイストを考えるとき、「おしゃれだから」という理由だけで選ぶのは少しもったいないかもしれません。
本当に心地よい住まいとは、デザインだけでなく、自分たちの暮らし方や価値観に自然とフィットすることが大切だからです。
では、コースタルハウスはどんなライフスタイルに似合うのでしょうか。
海を感じたい。でも、静かに穏やかに暮らしたい
海の近くで暮らしたいという憧れはあるけれど、毎週サーフィンをしたり、アクティブに外遊びを楽しむライフスタイルとは少し違う。
そんな方には、コースタルハウスの空気感がしっくりくるかもしれません。
朝の光、風の通り道、やわらかな色合い。
海辺の開放感を感じながらも、どこか落ち着いていて、肩の力が抜ける暮らし。
コースタルハウスは、そんな“静かな豊かさ”を楽しむ住まいです。
ホテルライクな空間が好き
コースタルハウスは、華美な装飾ではなく、空間全体の心地よさで魅せるスタイルです。
明るく開放的で、自然素材の温かみがありながら、どこか洗練されている。
高級リゾートホテルや海外のブティックホテルのような空間が好きな方には、このテイストがとてもよく合います。
「毎日を少しだけ特別にしたい」という感覚に寄り添ってくれる住まいです。
夫婦でゆったりと過ごす時間を大切にしたい
子育てがひと段落したご夫婦や、これからの暮らしを見据えて住まいを考える方にも、コースタルハウスはおすすめです。
家の中で過ごす時間そのものを楽しむ設計は、忙しさの中で見落としがちな“余白”を取り戻してくれます。
大きな窓辺で読書をしたり、デッキでゆっくり会話を楽しんだり。
「何かをする」ためではなく、「ただ心地よく過ごす」ための空間が自然と生まれます。
自然体だけど、センスよく暮らしたい
気取った豪邸ではなく、でもどこか洗練されている。
ナチュラルだけれど、生活感が出すぎない。
そんな“自然体の上質さ”を求める方にも、コースタルハウスはよく似合います。
派手な主張はしないけれど、ふとした瞬間に「素敵だな」と感じる住まい。
それは、見せるためではなく、自分たちが心地よく過ごすためのデザインです。
コースタルハウスは、「どんな家に住みたいか」よりも、「どんな時間を過ごしたいか」で選ぶ住まいなのかもしれません。
日本の注文住宅で取り入れるポイント
コースタルハウスの魅力に惹かれても、「日本の住宅で本当に実現できるの?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
結論から言えば、コースタルハウスのエッセンスは、日本の注文住宅でも十分に取り入れることができます。
大切なのは、海外の住宅をそのまま再現するのではなく、日本の暮らしや敷地条件に合わせて“心地よさの本質”を取り入れることです。
外観|明るさと抜け感を意識する
コースタルハウスらしい外観をつくるうえで欠かせないのが、明るくやわらかな色使いです。
白やアイボリー、ベージュ、淡いグレーなどをベースにすることで、海や空を感じる軽やかな印象が生まれます。
外壁はラップサイディングのような横張りデザインも相性が良く、輸入住宅らしい表情を演出できます。
また、窓の配置やサイズ感も重要です。
光をたっぷり取り込みながら、外とのつながりを感じられるデザインが、コースタルらしさを引き立てます。
インテリア|“海辺のホテル”のような空気感をつくる
コースタルハウスの魅力は、外観だけではありません。
むしろ、毎日過ごす室内空間こそ、このテイストの本質と言えるかもしれません。
明るい木目の床、白を基調とした壁、グレージュや淡いブルーをアクセントにした色使い。
そこに自然素材の家具やリネン、アイアンなどを組み合わせることで、肩の力が抜けた上質な空間が生まれます。
豪華に見せるのではなく、空気感で心地よさをつくることがポイントです。
間取り|“内と外がつながる”設計を意識する
コースタルハウスでは、家の中だけで完結しない暮らし方が大切です。
リビングとデッキをつなげたり、大きな窓を設けたりすることで、空間に広がりと開放感が生まれます。
たとえ都市部の限られた敷地でも、視線の抜けや吹き抜け、窓の配置を工夫することで、コースタルらしい軽やかさを表現することは可能です。
“広い土地がなければできない”わけではないのが、注文住宅の面白さでもあります。
「雰囲気だけ」で終わらせないこと
コースタルハウスは見た目のスタイルだけを真似しても、本当の心地よさにはつながりません。
大切なのは、暮らし方や空間の使い方まで含めて設計することです。
だからこそ、単に「それっぽいデザインができるか」ではなく、テイストの背景にあるライフスタイルまで理解して提案できるパートナー選びが重要になります。
注意点|“見た目だけ”ではコースタルにならない
ここまで読んで、「こんな家に住んでみたい」と感じていただけたなら、それだけでも住まいづくりの大切な第一歩です。
家づくりは、まず“好き”や“憧れ”から始まるもの。
「この外観が好き」「この雰囲気に惹かれる」という感覚は、決して間違いではありません。
実際、コースタルハウスの魅力は、その明るく開放的な見た目や、洗練された海辺の空気感にあります。
まずはそうした世界観に惹かれて住まいづくりを考える方も多いでしょう。
ただ、その魅力をより長く、より心地よく楽しむためには、少しだけ意識しておきたいポイントもあります。
「それっぽいデザイン」だけでも雰囲気はつくれる
白い外壁、大きな窓、明るい木目、開放感のあるデッキ。
こうした要素を取り入れることで、コースタルらしい雰囲気は十分につくることができます。
つまり、「見た目としてコースタルハウスにしたい」というご要望も、もちろん住まいづくりの立派な方向性です。
より心地よくするなら「暮らし方」まで考える
一方で、本場のコースタルハウスが魅力的に感じられる理由は、見た目だけではありません。
光の入り方、風の抜け方、内と外のつながり方など、空間全体の心地よさがデザインされているからです。
例えば、大きな窓をつくるなら、その先にどんな景色を切り取るのか。
デッキをつくるなら、どんな時間を過ごしたいのか。
そんな視点を少し加えるだけで、住まいの満足度は大きく変わります。
日本の気候や暮らしに合わせることも大切
海外の住宅スタイルをそのまま取り入れるのではなく、日本の気候や敷地条件、暮らし方に合わせて調整することも大切です。
高温多湿な夏や、冬の寒さ、周辺環境との関係など、日本ならではの条件に合わせて設計することで、見た目の美しさと快適性の両立がしやすくなります。
「憧れの雰囲気を大切にしながら、自分たちらしい暮らしに仕上げていく」。
それこそが、注文住宅ならではの楽しさなのかもしれません。
ブリリアントホームが考えるコースタルハウス
コースタルハウスの魅力は、単に“海っぽいデザイン”を取り入れることではありません。
本当に大切なのは、その空気感や暮らし方まで含めて住まいとして表現することだと、ブリリアントホームは考えています。
例えば、白を基調とした明るい外観。
自然素材の温かみを感じるインテリア。
光と風がやわらかく通り抜ける開放的な間取り。
そして、家の中にいながら外とのつながりを感じられる心地よい距離感。
こうした要素を一つひとつ丁寧に組み合わせることで、コースタルハウスならではの空気感が生まれていきます。
ブリリアントホームの「Coastal House」
ブリリアントホームでは、海外住宅の多彩なデザインスタイルをご提案していますが、そのひとつが「Coastal House」です。
南カリフォルニアの海辺の住宅にインスピレーションを受けながら、日本の暮らしに合わせて再構築した住まい。
ラフすぎず、華美すぎず、自然体でありながら上質。
そんな“大人の海辺の暮らし”をイメージしたデザインラインです。
サーファーズハウスのようなアクティブな魅力とも少し違う、静かで洗練されたリゾート感を求める方に、特に人気のあるスタイルです。
デザインだけで終わらない、住まいとしての性能
もちろん、ブリリアントホームが大切にしているのはデザインだけではありません。
北米のツーバイフォー・ツーバイシックス工法をベースに、高断熱・高気密な住まいづくりを行い、日本の気候でも快適に過ごせる性能をしっかり確保しています。
輸入住宅の雰囲気は好きだけれど、「実際の住み心地はどうなの?」と不安を感じる方にも、安心してご検討いただける仕様です。
テイストから家づくりを考えるという選択
注文住宅というと、間取りや設備から考え始める方も多いかもしれません。
もちろんそれも大切ですが、ブリリアントホームでは「どんな暮らしをしたいか」「どんな空気感の中で過ごしたいか」という視点も大切にしています。
コースタルハウスのように、明確なテイストから住まいを考えることで、家づくり全体に一体感が生まれます。
もし「こんな雰囲気の家が好きかもしれない」と感じたら、ぜひブリリアントホームのデザインラインナップもご覧ください。
あなたの理想に近い住まいのヒントが見つかるかもしれません。
まとめ|海辺のような心地よさを、日常の住まいに
コースタルハウスとは、単に「海っぽい見た目」の住宅ではありません。
海辺の穏やかな空気感、自然体でいながら上質な心地よさ、そして内と外がゆるやかにつながる開放感。
そうしたライフスタイルそのものを住まいに取り入れる考え方です。
サーファーズハウスのようなラフでアクティブな魅力に惹かれる方もいれば、コースタルハウスのような落ち着いたリゾート感に心地よさを感じる方もいるでしょう。
大切なのは、「どちらが人気か」ではなく、自分たちがどんな時間を過ごしたいかということです。
朝の光がやさしく差し込むリビング。
風を感じながらくつろげるデッキ。
肩の力を抜いて過ごせる、ホテルライクな空間。
そんな暮らしに少しでも心が動いたなら、コースタルハウスという選択肢は、きっとあなたの住まいづくりに新しいヒントを与えてくれるはずです。
注文住宅だからこそ、テイストも、間取りも、暮らし方も、自分たちらしく選ぶことができます。
海の近くでなくても、海辺のような心地よさを住まいに取り入れることは十分可能です。
ブリリアントホームでは、コースタルハウスをはじめ、海外住宅の多彩なデザインスタイルをご提案しています。
「こんな雰囲気の家が好きかもしれない」という段階からでも、ぜひお気軽にご相談ください。
海辺のように心地よい毎日を、自分たちらしい住まいで。
その第一歩を、ブリリアントホームと一緒に考えてみませんか。