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2024年07月06日

注文住宅をフルローンで建てたい!…けれども、必要な現金は実際いくら?

注文住宅をフルローンで建てたい!けれども必要な現金は実際いくら?

初めて注文住宅を建てる際、特に30〜40代のご夫婦にとって最大の「壁」となるのが資金面です。特に、フルローンで注文住宅を建てる場合、実際にどれくらいの現金が必要になるのか気になるところです。本記事では、注文住宅を建てる際に必要な現金について詳しく解説します。
 

1. フルローンとは?

フルローンとは、住宅の建築費用全額を住宅ローンで賄うことを指します。自己資金が少なくてもマイホームを手に入れることができる一方で、一定の現金が必要になることもあります。以下にその詳細を説明します。
 

2. 必要な現金の内訳

フルローンを組む場合でも、以下のような費用は現金で支払う必要があります。

頭金

フルローンでは頭金を極力少なくすることも可能ですが、頭金を入れることで月々の返済額を抑えることができますし、一般的には物件価格の10〜20%が推奨されています。

諸費用

住宅ローンの手数料、登記費用、火災保険料など、様々な諸費用が発生します。これらの費用は物件価格の5〜10%が目安です。

つなぎ融資の利息

建物の完成前に必要となる費用を一時的に借り入れる「つなぎ融資」の利息も、金融機関によっては現金で支払う必要がある場合もあります。

引っ越し費用や家具・家電の購入費用

新居への引っ越し費用や、新たに購入する家具・家電の費用も考慮に入れておく必要があります。
 

3. 実際に必要な現金はいくら?

実際に必要な現金の総額を具体的に見ていきましょう。以下は、3000万円の注文住宅を建てる場合の例です。

頭金・諸費用

物件価格の5〜20%(150万円〜600万円)

つなぎ融資の利息

0円〜20万円(金融機関や諸条件により変動)

引っ越し費用や家具・家電の購入費用

50万円〜100万円
以上を合計すると、200万円〜720万円の現金が必要となります。このように、フルローンであっても一定の現金が必要であることを理解しておくことが重要です。
※フラット35や各種金融機関においては上記のような諸費用についても、全部または一部をローン融資額に含めるものもございます。
 

4. ハウスメーカーへの相談

資金計画に不安がある場合は、建てたいと考えているハウスメーカーに相談することをおすすめします。ハウスメーカーは、住宅ローンに関する専門知識を持っており、以下のようなサポートを提供してくれます。

ローンのシミュレーション

月々の返済額や総返済額をシミュレーションすることで、自分に合ったローン計画を立てることができます。

補助金や減税制度の活用

ZEH住宅など、省エネルギー性能が高い住宅を建てることで、政府の補助金を受け取ることができる場合があります。これにより、初期費用を抑えることができます。

資金計画のアドバイス

住宅ローンの選び方や、資金計画の立て方についてのアドバイスを受けることができます。これにより、無理のない返済計画を立てることができます。
 

まとめ

注文住宅をフルローンで建てる場合でも、一定の現金が必要です。頭金や諸費用、つなぎ融資の利息、引っ越し費用などを考慮し、しっかりと資金計画を立てることが重要です。
また、ハウスメーカーに相談することで、専門的なアドバイスを受け、安心してマイホームを建てることができます。自分たちの理想の住まいを実現するために、しっかりと準備を進めていきましょう。

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