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2025年09月13日

流行に流されない家づくり。普遍的デザインにトレンドをプラスする注文住宅

注文住宅を検討するとき、多くの方が気にされるのが「最新のトレンドを取り入れたい」という思いと、「長く住む家だからこそ流行に左右されない普遍的なデザインにしたい」という願いの両立です。
 
SNSや住宅情報サイトを見ていると、流行の間取りや素材、人気のカラーコーディネートなどが目に留まりやすく、つい採用したくなるもの。
 
しかし、住まいは10年、20年と暮らしていく場所だからこそ、目先のトレンドだけに偏ると数年後に「なんだか古く見える」と感じてしまうこともあります。

一方で、欧米の伝統的な住宅様式や、日本でも長く愛されているベーシックな設計は、何十年経っても色あせない魅力を持っています。
 
普遍的なデザインをベースにしながら、インテリアや空間の一部でトレンドをうまく取り入れることで、「流行に流されず」「今を楽しめる」理想の住まいを実現できるのです。
 

本記事では、普遍的デザインとトレンドをどう組み合わせるのが良いのか、そして後悔しない家づくりのために押さえておきたいポイントを解説していきます。
 

普遍的デザインとは?

住まいにおける「普遍的デザイン」とは、時代や流行を超えて長く愛され続けるスタイルのことを指します。
 
ファッションやインテリアに流行があるように、住宅にもその時々で人気のデザインや仕様がありますが、数十年先まで住み続けることを考えると、流行だけに依存した家づくりはリスクを伴います。
 

普遍的なデザインの代表例としては、アメリカやヨーロッパで古くから愛されるジョージアン様式アーリーアメリカン様式、そして日本においても根強い人気を誇るシンプルモダンなどが挙げられます。
 
これらは外観に落ち着きや重厚感があり、室内も機能的かつ快適に過ごせる工夫が施されています。
 
どの時代に見ても「美しい」と感じられるデザインは、普遍性のある住まいと言えるでしょう。
 

また、普遍的デザインは「飽きにくい」という特徴も持ち合わせています。
 
例えば、ホワイトやグレー、ナチュラルな木目といったベーシックな色使いはどんな家具やインテリアにも調和しやすく、ライフスタイルや世代が変わっても違和感なく暮らせます。
 

家づくりのベースに普遍的なデザインを据えることで、年月を重ねても価値を失わず、家族の成長やライフスタイルの変化に柔軟に対応できる住まいを実現できるのです。
 

注文住宅におけるトレンドの位置づけ

住まいづくりにおいて「トレンド」を取り入れることは、決して無駄ではありません。
 
むしろ暮らしの快適性やデザインの新鮮さをプラスし、普遍的デザインをベースとした住まいに“今”のエッセンスを加えることで、より愛着を持って暮らせる家を実現できます。
 

近年の住宅トレンドとしては、大開口の窓による自然光の取り込みや、回遊性のある家事動線在宅ワークを意識したワークスペースなどが注目されています。
 
これらは単なるデザイン性だけではなく、ライフスタイルの変化に合わせた機能性の進化を反映している点がポイントです。
 

ただし、トレンドは常に移り変わります。
数年後に「古い」と感じられてしまう仕様を全面的に採用してしまうと、リフォームやリノベーションが必要になり、結果的にコスト増加につながる可能性もあります。
 
そのため、“部分的に取り入れる”というスタンスが理想的です。
 

普遍的デザインのベースに、アクセントとしてトレンドを加えることで、長く住み続けられる安心感と、今を楽しめる新鮮さを同時に得られるのです。
 

普遍的デザインにトレンドを取り入れる具体的な方法

普遍的デザインをベースに据えたうえで、トレンドを取り入れるためには「全体ではなく部分的に」「長期的な価値を損なわない範囲で」という2つの考え方が重要です。
ここでは、実際に取り入れやすい具体例をご紹介します。
 

1. 外観デザインにアクセントを加える

外壁や屋根といった外観は、長期的に変わらない普遍的なデザインを基本としつつ、玄関ドアや窓枠、外構の一部に流行のカラーや素材を取り入れると、洗練された印象を演出できます。たとえば「モノトーンをベースに木目をアクセントにする」などが代表的です。
 

2. 内装カラーやインテリアで調整

内装のベースカラーはホワイトやベージュなどシンプルにまとめ、家具や照明器具、壁紙の一部でトレンドを取り入れる方法です。
将来的に好みが変わっても交換や張り替えが容易なため、失敗が少なく安心です。
 

3. 設備や機能に最新トレンドを導入

キッチンや浴室、空調などの設備は年々進化しており、最新の設備を採用することは「快適性」「省エネ性」「時代性」を取り入れることにつながります。
設備は比較的ライフサイクルが短いため、トレンドを取り入れやすい部分でもあります。
 

4. ゾーニングや間取りに柔軟性を持たせる

在宅ワークや二世帯同居など、ライフスタイルの変化に対応できるよう、普遍的なベースの間取りに「可変性のある空間」を取り入れるのもトレンドの取り込み方です。
仕切りを動かせる、収納を拡張できる、といった工夫が今後の暮らしを快適にします。
 

5. 照明・インテリア小物で遊ぶ

北欧風、カリフォルニア風、インダストリアル風など、流行のテイストを照明やインテリア小物で表現する方法も効果的です。
これなら気軽に模様替えもでき、普遍的デザインをベースにしつつ「今っぽさ」を取り入れることができます。
 

流行だけに流されると失敗する例

注文住宅は数十年単位で住み続けるものです。だからこそ、一時的な流行に左右されすぎると、数年後に「なんだか古く見える」「思ったより使いにくい」と後悔することも少なくありません。ここでは実際によくある失敗例を挙げてみましょう。
 

1. 流行色を外壁や床に大胆に採用

外壁や床材は簡単に取り替えられるものではありません。流行色をそのまま大面積に使ってしまうと、数年後に時代遅れの印象になりがちです。
ベースは普遍的な色味にして、扉や外構・アクセントクロスなど取り替えやすい部分に流行色を取り入れるのが安全です。
 

2. SNSで話題の間取りをそのまま真似する

吹き抜けやリビング階段、ガラス張りのワークスペースなど、SNSで人気の間取りをそのまま採用すると、実際の生活スタイルと合わずに不便さを感じることがあります。
家族構成や暮らし方に合わせて調整することが大切です。
 

3. 設備やデザインを“全部盛り”にする

流行っているからといって、キッチン、照明、壁材など全てにトレンドを盛り込むと統一感を失い、ごちゃごちゃとした印象になります。
「普遍的なベース」+「部分的にトレンド」というバランスを意識することが成功のカギです。
 

4. メンテナンスを考えない素材選び

トレンドで人気の天然素材や特殊加工の建材を、使用頻度の高い場所に使うと維持が大変になることも。
長期的に美しさを保てる素材かどうか、メンテナンス費用も含めて検討する必要があります。
 

普遍性とトレンドを両立させるためのポイント

注文住宅を建てる際、普遍的なデザインとトレンドの両立は「長く愛せる住まい」を実現するために欠かせません。大切なのは「基盤」と「アクセント」を分けて考えることです。以下にそのポイントを整理しました。
 

1. ベースは普遍的に

外壁や屋根、床材など大きな面積を占める部分は、ベーシックで飽きのこない素材・色を選びましょう。これが住まいの寿命を左右する部分であり、流行に流されにくい基盤となります。
 

2. トレンドは「アクセント」で取り入れる

流行の色や素材は、壁一面のアクセントクロス、照明、家具や外構の一部など、変更が容易な部分に取り入れるのがおすすめです。気分や時代に合わせてアレンジでき、住まいに“今らしさ”をプラスできます。
 

3. 生活スタイルとの相性を優先する

デザインやトレンドを意識するあまり、使い勝手を犠牲にしてしまうと後悔につながります。例えば「リビング階段」は流行していますが、冷暖房効率やプライバシー確保との両立が必要です。暮らしやすさを最優先にしましょう。
 

4. 専門家と相談して調整する

普遍性とトレンドのバランスは自己判断だけでは難しい部分もあります。設計士やハウスメーカーに相談し、デザインと性能の両立を意識した提案を受けることで、失敗のリスクを大幅に減らせます。
 

5. 将来のリフォームも見据える

10年、20年後のライフスタイル変化を想定し、簡単にリフォームできる部分にトレンド要素を集約しておくと安心です。大規模な工事を避けつつ、住まいを常に新鮮に保つことができます。
 

ブリリアントホームの強み

普遍的なデザインをベースにしつつ、時代のトレンドを柔軟に取り入れるには、自由設計と提案力を兼ね備えたハウスメーカーを選ぶことが大切です。
 
ブリリアントホームは輸入住宅を得意とし、北米やヨーロッパの普遍的なデザインを土台に、お客様の暮らし方やライフステージに合わせたトレンドをプラスする提案を得意としています。
 

1. 輸入住宅ならではの普遍性

レンガや石材、2×4・2×6工法など、時代に左右されないデザインと構造性能を備えており、長期にわたり重厚感と安心感を保てる住まいを実現します。
 

2. 自由設計による柔軟な対応

トレンドの素材や間取りの工夫を「アクセント」として取り入れる自由度の高さも魅力です。
開放感のある吹き抜けや大開口、最新の設備やカラーリングなど、暮らしの変化や好みに合わせた住まいを提案できます。
 

3. 地域に根ざしたサポート体制

神奈川・千葉を中心に数多くの注文住宅を手がけてきた実績があり、地域の気候や暮らし方に即したアドバイスも得意としています。
ご入居後のメンテナンスやリフォーム相談まで、長期にわたって安心できる体制を整えています。
 

「普遍性」と「トレンド」を両立させる家づくりをお考えなら、ブリリアントホームにご相談ください。理想の暮らしを実現する最適な提案をご用意しています。
 


 

まとめ

注文住宅を考えるとき、多くの方が気になるのは「今のトレンドをどう取り入れるか」という点です。
 
しかし、流行だけに偏った家づくりは、数年後には古く感じてしまうリスクがあります。
大切なのは、長い年月を経ても色褪せない普遍的なデザインを軸に、ほどよいトレンドの要素を加えることです。
 

普遍的なデザインによる安心感と、最新のトレンドによる新鮮さ。
 
その両立が叶えば、毎日の暮らしはより豊かで満足度の高いものになります。
家族のライフスタイルや価値観を反映させながら、長期的に誇れる住まいをつくることこそが、「後悔しない家づくり」への近道です。
 

自由設計で柔軟な提案ができるブリリアントホームなら、普遍性とトレンドをバランスよく取り入れた住まいづくりをご提案できます。
「流行に流されない理想の家を建てたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
 

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