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2025年11月01日

2026年に向けて考える!住宅ローン金利上昇時代の『賢い資金計画』入門

2025年も残すところあと2ヶ月──「来年こそはマイホームを」と本格的に家づくりを考え始めたご家庭も多いのではないでしょうか。

特にここ最近は、住宅購入を取り巻く環境に小さくない変化が生まれています。それが住宅ローン金利の動向です。
かつては“超低金利が当たり前”だった時代も、いよいよ「金利のある世界」へと突入。2025年10月現在、長期金利は緩やかに上昇し、フラット35など固定金利型住宅ローンも年1.8〜1.9%台と、コロナ禍以前の水準に近づいてきています。

このような状況下で「注文住宅を建てたい」と考える方にとっては、単に「住宅ローンの組み方」だけでなく、どんな資金計画を立て、どのタイミングで建てるかまで含めて、戦略的に考えることが求められます。

特に、すでに土地を取得しているご夫婦や、親世代の近くに住む予定の30〜40代の方にとっては、2026年はまさに“動き出すべきタイミング”。資金計画をきちんと立てられれば、住宅ローンの負担を最小限に抑えながら、理想の住まいを実現することが可能です。

本記事では、金利上昇時代における住宅ローンの選び方資金計画の立て方を分かりやすく解説するとともに、戸建て住宅を持つ価値についてもあらためて見直していきます。住まいのデザインやテイストにこだわりたい方、ライフスタイルを大切にしたい方に向けて、「後悔しないための判断基準」をお届けします。

2026年に向けた家づくりの第一歩として、ぜひ最後までご覧ください。

戸建て住宅を所有する「経済的な価値」とメリット

家を建てるかどうかを考えるとき、まず最初に浮かぶのが「住宅ローンの負担」ではないでしょうか。確かに数千万円単位の買い物は一生に一度の決断。でも、その一方で、戸建て住宅を所有することの経済的な価値について、じっくりと考えてみることも大切です。

例えば、家賃として毎月10万円を30年間払い続けた場合、総額は実に3,600万円。しかもその金額は“住んだ記録”を残すだけで、何も手元には残りません。一方で、住宅ローンの返済は、支払いを続けることで「資産」としての家を築いていくことに繋がります。

特に、注文住宅は間取り・設備・素材を自分たちのライフスタイルに合わせて計画できるため、暮らしやすさと資産価値を同時に手に入れることができます。高気密・高断熱・ZEH基準など、性能面でのこだわりも、将来の売却や二世帯利用時の優位性となるでしょう。

また、戸建て住宅の所有には、以下のような金銭面のメリットもあります。

  • 住宅ローン控除(減税)の対象となる
  • ◯ 親からの資金援助を受ける場合、贈与税の非課税制度を活用できる
  • 長期優良住宅・省エネ住宅としての補助金が受けられる可能性
  • ◯ 注文住宅ならではのメンテナンス性・ライフサイクルコストを抑えやすい

そして、特に注目したいのが「親世代の近くに住む」という選択です。土地の取得コストを抑えられるだけでなく、子育て支援や生活サポートの面でも大きな安心感があります。将来的な相続や二世帯住宅化といった視点からも、戸建て住宅の所有は中長期的な資産形成の手段として有効なのです。

経済的な不安がある時代だからこそ、あらためて「持ち家」という資産の力が見直されつつあります。単なるマイホームではなく、暮らしを守り、次世代にもつなげられる住まいとして、戸建て住宅をどう活用するか──それがこれからの資金計画におけるひとつの鍵になるでしょう。

住宅ローンを「上手に選ぶ」ためのポイント

住宅購入における最大の支払いである住宅ローン。同じ物件価格であっても、選ぶローンの内容によって総返済額が何百万円も変わることもあるため、金利タイプや借入条件は慎重に比較検討する必要があります。

2025年10月現在、住宅ローンの金利は依然として低水準ではあるものの、長期的には金利上昇局面にあると考えられています。たとえば、固定金利型の代表である「フラット35」は、返済期間21年以上で年1.89%(融資率9割以下の場合・団信あり)が最頻金利※。昨年から徐々に上昇傾向が見られます。

※出典:フラット35|金利情報ページ

では、どのように「自分たちに合ったローン」を選べばよいのでしょうか?主なポイントは以下の通りです。

  • 固定金利型:借入時の金利が完済まで変わらない。返済計画が立てやすく、金利上昇リスクに強い。
  • 変動金利型:短期的な金利は低めに抑えられるが、市場金利の動向により将来的な返済額が増える可能性あり。
  • 固定期間選択型:5年・10年など一定期間は金利固定で、その後変動金利に移行。短期的な安さと中長期のリスクバランスを取りたい方に。

注文住宅を建てる場合は、建物の完成までに時間がかかるため、「つなぎ融資」や「分割融資」が必要になるケースもあります。金融機関によっては、建築中の融資手続きに柔軟に対応していないこともあるため、事前に住宅会社と連携しながらローン選定を進めることが大切です。

また、建築プランによっては、キッチンや外壁の仕様変更、断熱グレードのアップなどで当初予定より費用が増えることもあります。金利や月々の返済額だけでなく、将来の生活設計や余裕資金も含めた「安全マージンのある借入額」を意識することが、後悔のない住宅ローン選びの鍵です。

ブリリアントホームでは、金融機関のご紹介だけでなく、「仕様と資金のバランスをどうとるか」という視点からのアドバイスも行っています。デザインやテイストにこだわった輸入住宅・注文住宅だからこそ、資金面での「余白」を含めた計画がとても重要なのです。

失敗しないための注文住宅の「資金計画」

「デザインにもこだわりたいし、断熱性能も重視したい。だけど予算は限られている…」——これは多くの注文住宅検討者が直面するリアルな悩みです。特に土地から購入する場合や、仕様グレードにこだわりたい輸入住宅では、建築費が当初の想定を超えてしまうことも珍しくありません。

だからこそ重要なのが、「はじめに全体像をつかんでおく」という資金計画の考え方。住宅ローンの返済額だけでなく、家づくり全体にかかるコストを丁寧に積み上げ、余裕のある予算配分をしていくことが失敗しない秘訣です。

注文住宅の資金計画では、以下のような構成で費用を整理していきます。

  • 土地費用:購入費・仲介手数料・登記費用など
  • 建物本体価格:坪単価 × 延床面積(仕様により変動)
  • 付帯工事費:給排水・電気・ガス・外構・地盤改良など
  • 諸費用:設計費・確認申請費・火災保険・住宅ローン手数料など
  • 予備費:追加仕様・インテリア・物価変動対策として10〜15%を目安に

また、家づくり後の生活も含めた家計シミュレーションも欠かせません。
月々の返済額が生活費にどの程度影響するか、将来の教育資金や老後資金を確保できるか、といった視点から無理のない返済計画を立てることが求められます。

さらに、今後の住宅市場では、高断熱・高気密住宅ZEH住宅といった省エネ性能が標準化していく見込みです。これらに対応することで、国の補助金(子育てエコホーム支援事業など)や税制優遇の対象になる可能性があり、結果としてトータルコストを抑えることもできます。

ブリリアントホームでは、デザイン・性能・価格のバランスをふまえた「資金計画表のご提案」を無料で行っております。たとえば、「将来的に二世帯化を見据えた設計」や「インテリアにこだわりたいが予算が限られている」といったご要望にも、段階的な仕様提案補助金活用プランをご提案可能です。

住まいの理想は十人十色。
だからこそ、資金計画もライフスタイルや価値観に合わせて“オーダーメイド”で考えていくことが、後悔のない家づくりの鍵になるのです。

2026年に向けて“今”考えるべきアクション

2025年もいよいよ終盤に差し掛かり、「年明けには家づくりを本格的に始めたい」とお考えの方も多いはず。そんな今だからこそ、2026年を見据えた資金計画・住宅ローン戦略を立てる絶好のタイミングです。

特に、次のような状況にある方は、年内〜早春のうちに具体的な準備を始めることをおすすめします。

  • ◯ すでに建設予定の土地を取得済みの方
  • 親世代の近くに家を建てる予定で、建築時期を調整しやすい方
  • 住宅ローン控除や補助金を有利に使いたい方
  • 住まいのデザインや仕様にこだわりたい方(打ち合わせ期間も含めて余裕が必要)

なぜ「今」が大切なのかというと、金利の見通しだけでなく、建築費・資材費の高止まり傾向補助金制度の年度切り替え、さらには建築ラッシュによる職人不足・着工遅延など、複数の要因が重なっているからです。

2026年に理想の住まいで新生活をスタートさせたいなら、2025年中に設計・資金計画・住宅ローンの方向性を固めておくことで、安心して「動ける状態」をつくることができます。

ブリリアントホームでは、デザインのヒアリングと同時に資金計画相談も可能です。たとえば以下のような流れで、初めてのマイホーム取得をしっかりサポートします。

  1. STEP 1: ご希望のスタイルや暮らし方をヒアリング
  2. STEP 2: 想定予算に応じたプランと資金計画表のご提案
  3. STEP 3: 金融機関との事前相談(仮審査)と並行して仕様を具体化

“いつ建てるか”は、“どんな暮らしをしたいか”によって決まります。
だからこそ、理想の暮らしに合ったタイミングで、無理のない資金計画を立てていくことが重要です。

2026年、理想の住まいで始まる新しい暮らし。その実現のために、今、何から始めるべきかを一緒に考えていきましょう。
 

まとめ|理想の住まいのために「資金計画」から始めよう

2026年に向けて、住宅ローン金利の動向が不透明な今、注文住宅の資金計画はこれまで以上に重要なテーマとなっています。

特に、土地を取得済みの方や、親世代の近くに住む予定の方にとっては、「いつ建てるか」が将来の家計に大きく影響します。建築費・住宅ローン・補助金・メンテナンスコストをトータルで捉えた戦略的な資金計画こそが、後悔のない家づくりへの第一歩です。

そして、ブリリアントホームは資金計画と設計デザインの両面から、その一歩をサポートいたします。
「こんなデザインにしたいけど予算が心配」「補助金の対象になる仕様ってどれ?」
そんな疑問も、お気軽にご相談ください。

住宅ローン選びからはじまる、あなたらしい家づくり。
2026年を“理想の暮らし”のスタートラインにするために、今この瞬間から、私たちと一緒に家づくりの計画を進めていきませんか?

まずは資料請求・資金計画のご相談から。
あなたのこだわりを、ブリリアントホームがカタチにします。

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