コラム
2025年05月17日
犬と暮らす家アイデア28選!愛犬と快適に過ごせる住まいの工夫とは?

はじめに|「犬と暮らす家」が注目される理由
ペットは「家族の一員」として考える時代。中でも犬と暮らすご家庭では、住まいの設計段階から“愛犬のための空間”を取り入れる方が増えています。
特に注文住宅では、一般的な住宅では実現が難しいような細かな配慮や、暮らしに寄り添った工夫を自由に反映できるのが魅力です。
最近では「犬と暮らす家 アイデア」といったキーワードで住まいづくりの情報を探す方も多く、いかに愛犬との生活に快適さや安全性、楽しさを求めているかがうかがえます。
この記事では、愛犬家の皆さんに役立つ20の具体的なアイデアとともに、獣医監修の設計提案も可能なブリリアントホームの「ドギーモード」についてもご紹介します。
犬と暮らす家を考えるときの基本的な視点
犬との暮らしを快適にするためには、人間目線だけでなく「犬目線」での住まいづくりが重要です。
犬は私たちと違って床に近い目線で暮らしており、ニオイや音、素材の感触など、さまざまな点で繊細な感覚を持っています。
まず大切なのは、安全性・快適性・ストレスの少ない動線を意識すること。例えば、フローリングは滑りやすく足腰に負担がかかるため、滑りにくい素材や床暖房の有無を検討する必要があります。また、室温や湿度の管理、騒音対策、外との出入りのしやすさなども、犬の健康や安心感に直結します。
さらに、犬がひとりで過ごす時間も意識してあげたいところ。専用スペースを確保し、見通しのよい場所に設けるなど、安心できる「居場所」を用意してあげることも住まい設計のポイントです。
これらの基本を押さえた上で、次章からは「愛犬と暮らす家アイデア20選」を、具体的な工夫としてご紹介していきます。
愛犬との暮らしが快適になるアイデア20選
空間・間取り
まずは「空間や間取り」に関するアイデアをご紹介します。住まいの基本構造や動線を工夫することで、愛犬にも人にも快適な暮らしが実現できます。
- 01.ドッグスペースを玄関横やリビングに設置
愛犬専用の空間を用意することで、安心して過ごせる居場所になります。来客時にも便利です。
- 02.リビング階段+愛犬用ゲート
吹き抜け階段は開放的ですが、犬の昇降を制限したいときはゲートを設置して安全に配慮しましょう。
- 03.屋内外をつなぐ中間領域「土間」や「テラス」
散歩からの帰宅時に足を洗ったり、くつろいだりするスペースとして活用できます。
- 04.洗面室とつながる「犬用シャワースペース」
雨の日の散歩や汚れたときにさっと洗えるスペースは、清潔な暮らしに大きく貢献します。
- 05.段差の少ないフラットな床構成
足腰に負担の少ないバリアフリー設計は、シニア犬にもやさしく、将来の安心にもつながります。
- 06.愛犬が見える場所にワークスペースを設置
リモートワーク中も愛犬の様子がわかることで、安心して仕事に集中できます。
- 07.吹き抜け+見通しのよい間取り
愛犬は家族の気配を感じることに安心します。広がりのある空間設計は心理的にも好影響です。
- 08.自由に行き来できる「ペットドア」の設置
室内移動を自由にしつつ、冷暖房効率を損なわない小型ドアを設置すると、ストレス軽減につながります。
素材・内装
愛犬と暮らす家では、床材や壁材などの「素材選び」もとても重要です。傷や汚れ、ニオイ対策といった観点から、耐久性・清掃性に優れた素材を検討しましょう。
- 09.滑りにくいフローリングやクッションフロア
フローリングは滑りやすく、関節に負担がかかります。ペット用フローリングやクッション性の高い素材を選ぶと安心です。
- 10.消臭・調湿効果のある壁材
珪藻土やエコカラットなど、ニオイや湿気を吸収してくれる壁材は、快適な空気環境を保ちやすくなります。
- 11.引っかきに強いクロスや腰壁
壁をひっかくクセのある子には、腰壁を設けたり、表面強化タイプのクロスを使用するのがおすすめです。
- 12.噛んでも安心な自然素材の建材
万が一噛んでしまっても有害成分の出ない、無垢材や自然素材を使えば安心して暮らせます。
- 13.滑り止めマットやラグの活用
動線や遊び場にラグやマットを敷くことで、足腰の負担を軽減できます。
- 14.汚れてもサッと拭ける素材を採用
特に玄関や廊下などは、水や泥に強く、掃除しやすいタイルや塩ビ素材の床が便利です。
設備・収納
日々の暮らしをより便利にするための「設備や収納」の工夫も、愛犬との暮らしには欠かせません。お世話がしやすく、ストレスの少ない家づくりを目指しましょう。
- 15.犬用トイレの専用スペース
生活動線から外れた場所にトイレを確保することで、ニオイや衛生面でも安心です。
- 16.散歩グッズ専用の玄関収納
リードやうんち袋、タオルなどをまとめて収納できるスペースを玄関に設けるととても便利です。
- 17.帰宅後に使える足洗い場
外からの帰宅時にサッと足を洗える水栓や洗い場があると、室内を清潔に保ちやすくなります。
- 18.サークル収納と一体化した家具
ケージやサークルを家具と一体化させることで、生活感を抑えつつ愛犬の居場所を確保できます。
- 19.換気・通風を考慮した間取り
犬はニオイに敏感ですし、換気が悪いと体調にも悪影響。風が通る設計は快適さにつながります。
- 20.スマート家電と連携したペット見守り
外出先からエアコンやカメラを操作できるスマート家電を活用すると、留守番中の様子も安心して見守れます。
生活動線・健康管理
愛犬との暮らしは、日常の動線や健康管理までトータルに配慮することで、より安心で快適な住まいになります。愛犬の年齢や性格に合わせた工夫もポイントです。
- 21.段差の少ないバリアフリー設計
小型犬やシニア犬は段差の昇降が大きな負担になります。室内の段差を極力減らすことで安全に暮らせます。
- 22.階段にスロープや滑り止め加工
階段を使用する場合は、滑り止めを設けたり、緩やかなスロープを取り入れると負担を軽減できます。
- 23.愛犬専用の寝床スペース
落ち着けるパーソナルスペースを設けることで、安心して眠れる環境を整えましょう。
- 24.脱走・事故を防ぐゲートや仕切り
誤って外に出てしまわないよう、玄関や階段にペットゲートを設けると安心です。
- 25.部屋の温度管理をゾーンごとに設定
犬種や年齢に応じて適切な温度管理をするために、各空間のエアコン設定を個別にできると便利です。
- 26.愛犬の動線を意識した間取り設計
食事・トイレ・寝床など、犬が一日に何度も移動する場所の配置を意識するとストレスの少ない生活になります。
- 27.視界が広がる窓配置
窓から外の景色が見えることで犬のストレス軽減にもつながります。低めの窓やベンチ窓が最適です。
- 28.ペット専用モニターや健康管理IoTの導入
心拍数や行動量を記録できるスマート首輪など、健康管理に役立つガジェットの導入もおすすめです。
ブリリアントホームが提案する「ドギーモード」とは?
ブリリアントホームでは、愛犬と快適に暮らすための注文住宅プランとして、「ドギーモード」という独自のコンセプトをご提案しています。
この「ドギーモード」は、獣医監修のもとで設計されており、人と犬のどちらにとっても快適な空間設計を重視しています。犬の体温調節の難しさや生活習慣をふまえて、温度管理・素材選び・動線計画・清掃のしやすさなど、細部にわたって工夫が施されています。
たとえば、滑りにくくクッション性のある床材の採用や、無理のない高さに設計された食事・水飲みスペース、室内でも運動できるちょっとしたスペースやウッドデッキの設置などが代表例です。また、家の中でも外でも、犬が安心して過ごせる環境をつくるための間取り提案も行っています。
さらに、ドギーモードでは飼い主のライフスタイルや犬種の特性に応じて、完全自由設計でオーダーメイドの提案が可能です。愛犬が家族の一員として健やかに過ごせるよう、ブリリアントホームがあなたの理想の住まいづくりを全力でサポートします。
まとめ
愛犬と暮らす住まいは、ただ「犬に優しい」だけでなく、飼い主と愛犬がともに快適に過ごせる空間であることが大切です。
今回ご紹介した20のアイデアは、間取りや内装、設備から生活導線に至るまで、さまざまな視点から工夫できるポイントをまとめたものです。
特に注文住宅であれば、愛犬の性格や体格、ライフスタイルに合わせて自由に設計できるという大きなメリットがあります。
平屋や輸入住宅との相性も抜群で、家全体に統一感のある美しさと、ペットにも配慮した機能性を両立させることができます。
ブリリアントホームでは、獣医監修の「ドギーモード」をはじめ、犬との暮らしを大切に考えるご家族に向けた家づくりをご提案しています。
あなたと愛犬の「ずっと快適」が叶う住まいを、一緒にカタチにしてみませんか?